ハワイのスーパーマーケットにて、お買い物の仕組みに感動しました。
必要なものを必要なだけ自分で詰める量り売りスタイルで、パッケージされていないからゴミが最小限に抑えられます。しかも好きな量で買えるので「こんなに要らないのに」とか「大量に欲しいから何袋も買わなきゃ」などのストレスなし。
サラダやお惣菜も同じく量り売りでした。サラダは具材やドレッシングが自分で選べるから完全に自分好みにできて最高だし、全て量り売りなので、ちょっと添えるだけ欲しいとか野菜をたくさん食べたいとか、それぞれの要望が叶えられます。
お惣菜も日本みたいなプラスチックのパックではなくリサイクルペーパーのボックスに詰めていきます。お惣菜のみ買って帰るのもいいけど、ライスやブラウンライスもあるので自分好みのお弁当が作れちゃうと言うのも、何だかバイキングみたいで楽しい。
こちらの要望は満たされるし、プラゴミ無しだし、スーパー側も全て量り売りで統一しているからお会計しやすい。良いことしかない!
ハワイから帰って、日本のスーパーを改めて見渡してみると無駄な包装ばかりで悲しくなりました。特にコンビニ。バナナ一本をそんなに厳重にラッピングして、誰かにプレゼントでもするのか的な、プラゴミ問題で海外のSNSや動画には日本のコンビニの過剰包装がよく話題にされているのを見かけます。「日本の過剰包装がクレイジー」と言うのは有名な話なのにやめる気無し?本当に先進国なのかなぁ。
もちろんどのスーパーもレジ袋はなくて、もし袋が必要ならリサイクルペーパーの紙袋を購入します。マイバックを持っているのは当たり前だし、ロコ達はもはや野菜そのまま手づかみで持ち帰っていました。
全てのスーパーマーケットとまではいきませんが、ほとんどのスーパーマーケットで自然環境に配慮した製品を取り扱っていることが当たり前なので、豊富な種類から選ぶことができます。「Down to Earth」や「Whole foods」はオーガニック製品に特化したスーパーなので何を買っても安心。食料品だけではなく日用品も種類が豊富です。
Whole foodsは日本人に大人気の観光スポットなので、どの店舗も日本人だらけ、規模が圧倒的に大きくもはやテーマパーク状態でした。スーパーとしては少し割高ですが、自社ブランドの「365EVERYDAY VALUE」はリーズナブルでお土産にも最適。
Down to Earthはそれほど規模はないけれど、オーガニック製品ってこんなに種類あるの?って驚く品揃えの豊富さでした。良いものばかりなので何を買っても安心安全。地元の人の利用率が高いように感じました。
この旅行でモールでショッピング的なことはゼロでしたが、Down to EarthとWhole foodsで日焼け止めなどの肌ケア製品、バンブー歯ブラシや歯磨き粉など、地球に優しい日用品を爆買いしてきました!日本ではなかなか手に入らないので。
日本にももっとこういう身近に取り組めるエコを取り入れて欲しいな。人種的に潔癖だから同じ仕組みを浸透させるのは難しいのかなとも思ったけれど、「地球が燃え尽きそう」と言う問題を目の前にしたらそんなこと言ってる場合ではないってのに。
やっぱりまだ日本のオーガニックブームはファッションみたいなものでオーガニック使ってるあたしって素敵みたいな感じが否めないけど、本来は自然や生き物をリスペクトする生き方だと思うんだよな。だから自然と一緒に生きている人たちにとっては特別じゃなくて当たり前なんだよな。
ハワイのスーパーがそのまま日本に上陸してくれたらありがたいです。それがリスペクトでなくファッションだとしても、定着して当たり前になればいいなと願う。ホールフーズは規模が大きいから、コストコやイケア的な存在でハワイ好きを集客できると思うのだけど。(個人的にはDown to Earth希望だけれど)もし家の近くにできたら全力で支持したい。
花子